ヘッドハンティング |
コンサルティング業界の中での移籍、コンサルティング会社の設立、そしてアカデミズムへの転身など、私自身これまでに何度かキャリアチェンジを行ってきました。それまで慣れ親しんだ環境から変化しようと考えるわけですから、キャリアチェンジを決心するまでには、勇気も必要でしたしストレスも感じました。キャリアチェンジを行うべきか、それとも今のまま慣れ親しんだ環境の中で過ごすべきかそんな思いが頭の中を駆け巡りました。そんなときに私は必ず考えることがありました。それは、「棺おけに入るとき、どちらを選べば自分は後悔しないだろうか」ということです。自分である程度将来が予測できるのが、慣れ親しんだ環境。3ヵ月後の自分はこんな仕事にチャレンジしているだろう、1年後、3年後は今までの経験を活かし仕事をうまくやっているはずだ、と予測できます。一方、キャリアチェンジを行うと、将来の予測は難しくなります。組織の雰囲気はどうなんだろう?上司とウマがあうだろうか?同僚と仲良くできるか?自分の能力を発揮して組織に貢献できるだろうか?など、不確定要素が数多くあるからです。
20代からヘッドハンターとして活躍する人は少ない。多くは十分なビジネス経験を積んだ上で、業界内の人脈を財産にヘッドハンティングを始めるケースが多いからだ。なぜ備海氏が独立できるほど、ヘッドハンターとしての地位を確立できたのだろうか。その要因を分析する。1.ネットワーキング備海氏は「ヘッドハンティングの仕事は、『点』と『点』を繋げ『線』を作ること」だと述べている。そのためには、人材・クライアント両面に多くの布石を打っておかねばならない。備海氏はヘッドハンティング目的以外にも日ごろから多くのネットワークを構築しており、そうした下地がビジネスに繋がっているのだろう。2.データベース月間30?40冊を超える購読雑誌から、さまざまな業界の情報を蓄積している。それだけではなく、本人も東証1部企業・ベンチャー企業・新会社設立など多様なビジネス経験を積んでいる。こうして頭に蓄積されたデータベースが、ヘッドハンターに欠かせないカンである「この人はこの会社にピッタリ」というひらめきを生むのだろう。 |
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